少し前になるが三月の下旬に宮城の東松島に行って来た。
旅行というのではなく三月いっぱいで廃校となる
東松島市立浜市小学校の廃校式を青年会議所の後輩達が支援すると聞いて
手伝いがてら見学をするためである。

元々PTAの方々が企画していたそうだが
関係者がいたのかどうか知らないが日本JCの方へ話が来てこのようになったそうである。

未だに津波の跡が学校にもありありと残り
周囲は新築された家が一軒あるだけで学校以外は殆ど建築物は無く
校庭は津波が持ってきたであろう砂だらけであった。

多くのメンバー達が関わって半日程の間
校内を使って様々なファンクションを行った。
ミニコンサートや、各種の展示、などなどかなり前から準備していたのがわかる内容である。
特に暗くなってから始まった校舎を利用したプロジェクションマッピングは感動した。
何かこう学校が生きてるようでビックリした。
この模様はYOUTUBEにアップされているみたいなのでご覧いただきたい。
最後にサプライズで上がった花火が、学校へのレクイエムのようだった。

非常に寒い日だったのだけれども屋外にもかかわらず
多くの学校関係者の方々が最後まで残り、学校との別れを惜しんでいたのが印象的だった。

きっと皆さんの記憶に残る廃校式だったと思う。