地下街

25年度の予算が可決した。
この中には地下街再開に向けての実施設計料も含まれていた。
今回の議会で最も微妙な案件であった。
結論からいくとスプリットではあったけれども可決はしたわけだが
賛成した他の議員の方々の討論を聞いていると
「それ反対意見じゃないの?!」と思うところが多かった。

と言うのは、自分的には
ベルジュの建て替えも含め50年に一回のチャンスなのに
包括した駅前のグランドデザインがない、
周辺商店街への影響が大きすぎる、
周辺地域への回遊性には疑問符が付く
などあまりに不確定要素が多すぎて反対だったのだけれども
賛成の人たちも似たようなことを言っていた。

ただ、今通せないと中心市街地活性化基金という国の補助金が下りないから
ここはひとつ目をつぶって…といったニュアンスだった気がする。

しかし市の財政は余裕があるわけでもなく、
ホールとかお城通りの再開発だとかやるはいいけど
後々のランニングコストがボディーブローの様に効いてくるのが目に見えるだけに
先を考え、今慎重に判断していかなければならないと思うのだけれども…

持続可能なまちを標榜している割に読みが甘いんではないかねぇ…
いずれにしてもこれからまだまだ再開に当たっては問題が山積しているので
どうなっていくかしっかりと注視していきます。

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