長野の御嶽山が噴火した。
噴火している姿をみると自然の力の前では人は無力だと改めて感じる。
情報機器の進化によって噴火時の状況というのがリアルタイムで報告されており
現場で被害に見舞われた人たちの恐怖はどれほどだったろうと思う。
多くの方に被害が出てしまった。
翌日から自衛隊などの救助隊が現地へ向かっているが
これ以上犠牲者が増えないことを祈る。

御嶽山に限らず我が国では多くの活火山が存在する。
阿蘇山を始め浅間山、雲仙、桜島そして富士山など相当数になる。
もちろんこれは我が国が置かれている地理的要因によるものであり避けて通ることはできない。
そこで予知というものに対して様々な機関が研究してきている所なのだが
未だ予知というレベルまで達していない。
将来的にどこまで信頼できる情報を出せるか不透明だけれども
今後データを積み重ねることで精度をあげ
ピンポイントで噴火や地震などを予知できる
ある意味神の領域に近づく努力は必要不可欠である。

私たちのまちも近くに箱根という活火山があり噴火する可能性がないわけではない。
前述した通りいつどうなるかということは現状では不明であり
発災した後の行動計画しかない。
御嶽山の情報を収集し、より充実した防災計画に昇華して行く事が
今私たちにできることである。

木曽地域は、夏に豪雨の被害に見舞われ、そして今回の噴火と大きなダメージを受けた。
本来この時期は紅葉やきのこ祭り、そば祭りと言った
秋の行楽の書き入れ時だった。
土石流災害から立ち直ろうとしていた矢先のことであり、いち早い支援が望まれる。