クジラ

子供の頃クジラは普通に食卓に上がっていた。
給食でもおかずに良くクジラの竜田揚げやゴマ味噌和え、ケチャップ和えと様々な形で調理されて食べていた。
自分も含め大方の生徒は好物であり、配食した後残った料理は取り合いになったのを覚えている。
当時の給食は今でも食べたいと思う。

我が家ではイルカもよく食べた。
(今でもあれば食べるが、肉より高いのでなかなか手が出ない 笑)
イルカやクジラを食べると言うと、ともすると昨今では引かれてしまう世の中になった。
イルカは伊豆方面から小田原あたりにかけて昔から貴重なタンパク源として食べてきたと聞いている。
牛や豚や鳥などが手軽に手に入るようになってから食生活が様変わりしてきたわけだが、
多少においがあるとはいえ自分にとって好きなものに変わりはない。
地元にとって誇りある大事な食文化の一つであると考える。

今国際捕鯨委員会が開かれている。
反捕鯨国が主張している事は、科学的データに基づくものでなく、ただそのベースにあるのは
かわいそうだとか
頭がいいからとか
甚だ感情的なものだと感じる。
大体鯨油のみのためにその昔さんざん獲って
食べる事もせずひどいことをしてきた国が何を言ったところで説得力はないのだが…

この委員会で我が国が食文化とか歴史だとかを主張した所でわかってもらえる要素は少ない。
既にクジラは票がある途上国が財政支援をもらうための政争の具となっており
悲しい限りだ。
果たしてこんなレームダック状態の委員会に入っている意味があるのか甚だ疑問だ。

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