昨日まで二泊三日で南九州へ行政視察に行かして頂いた。
視察場所は鹿児島市と、玉名市、そして熊本市の三つ。
今回はその一日目。
朝、七時半の新幹線で羽田へ向かい空路鹿児島へ。
時期的なものなのか、修学旅行の生徒が非常に多い。
制服のところもあれば、私服のところも。
個人的には制服の方が修学旅行には相応しいと思うが…。
しかしまあ修学旅行も考えないといけないんではないか…。
なにせいくところがディズニーランドだったりユニバーサルスタジオだったり
学生が修学旅行として行く意味があるのかなと。
もっと日本人として行っておかなければいけない所があると思うんだが。
行ってはいけないとは言わないが、優先順位が違うと思う。
ま、そんなことを思いながら一時間半ほどで鹿児島空港についた。
空港からはエアポートバスで鹿児島駅までさらに一時間弱、ようやく市内に到着した。
以外に空港から遠い。以前にきた時よりも何故か遠く感じた。
スケジュールがタイトなのでそそくさと昼食を済ませて
迎えにきて頂いた鹿児島市のバスで市役所へ。
鹿児島市での視察の眼目は、遊休農地バンクという事業。
簡単にいうと行政が後継者不足で耕作放棄地になっている、若しくはなりそうな農地を
新規就農者等に紹介するシステムである。
鹿児島市内には大きな河川がなく農地に的した開けた場所がそんなに多くないそうで
向こうの言葉で”迫田”と言うそうだが
両側に山が迫った間のようなところに田畑があるという。
大規模な営農には向かない土地のようである。
登録している土地は現状約600ha。
まだまだ途上の段階なので新規就農に利用されているのは3ha程だと言う。
考え方は良いのだけれど浸透させるにはもう一捻りしなければいけないかなと感じた。
終了後少し時間があったので有名な繁華街、天文館を散策して見たが
人はそんなに多くなく、県庁所在地といえども地方都市の問題は同じなのかなと思った。
続きはまた後日。