12月議会が始まり一般質問の準備やら打ち合わせやらで視察報告が遅れてしまった。
世の中は師走であり御多分に洩れず
家業の仕事もあいまって頭の中の整理がなかなかつかない。
ようやくある程度質問の準備ができたところである。
行政視察3日目。本日も快晴。路面電車に乗り熊本市役所へ向かう。
地方にはいろいろな街に路面電車があるが、市民の足として現在でも十二分にその役目を果たしている。
低炭素社会とか省エネの観点からみれば、まさしく今風の交通手段である。
かつてわが町にもあったそうだけれども、自分は乗ったことはなく、
その名残が少し残っているだけである。
今あったらとてもいい雰囲気のまちになっていくと思うんだけれども…。
いずれにしても市内を網羅して走っているのは羨ましく感じた。
十分ほど乗車して市役所到着。
熊本城の目の前。会議室に通されて見る熊本城は素晴らしかった。桜の時期はさらに素晴らしいそうである。
今回の眼目は中心市街地活性化。熊本市は既に第一期計画が終了し二期目に入っている。
予算規模が10倍以上でそのダイナミクスさには感心した。
やはりまちの心棒がしっかりしていると打つ手も散発になる事はない。
前のブログにも書いたが、まちの色は非常に重要だ。
どこにでもある地方都市になることだけは避けなければならない。
小田原には魅力あるものがたくさんあるが、
活かしていかなければただのトランジットポイントになってしまう。
駅を使う人が年間3500万人とか言ってても入れ込み客が増えていかなければ意味がない。
すべては仕掛けが重要である。