永遠の0

靖国神社、遊就館。大政奉還後のドラスティックに変わっていく
日本の近代史がわかりやすく展示されている。
当時の人々の遺品など貴重な品々が一堂に会しているのは此処しかない。

学校ではほとんど教えることのない、しかし自分たちの国にとって
一番重要な部分を学ぶには最適な場所である。
修学旅行などでほとんど意味もなく外国に行くことが多くなっている若い中高生が
本来行かねばならないところである。
沖縄や広島などに行くことも必要なのかもしれないが
まずはこの国の成り立ちを理解することが必要である。
反戦だ、平和だと声高に叫んで、愛国心は悪のように刷り込む媒体や、人もいるが、
もとより好んで戦をした人は誰一人いない。

かつて大衆をミスリードしたのは、他ならぬそういった媒体だった。
今はネットなどでほとんど正しい情報が取れるので、かつての様に片側になびくことはないと思うが、
いずれにしても最近の法案に対するヒステリックな反応は聞くに耐えない。

今、久しぶりに百田尚樹氏の書いた永遠の0を読み返している。この方の本はどれも面白いが、
一番印象に残っている本である。
中身については、手にとって読んでいただければいいことだと思うので書かないが
今日先に書いた内容は、この本を読み返して改めて強く感じたことである。
この冬映画化されるようであるが、おしなべてこう言った本を映画化した場合良かった試しはない。
この本の本当に言いたかったことを表現してもらえるかは甚だ疑問である。
未読の方はぜひオススメしたい。若い人は特に。

感じたことである。

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