昨日小田原JC主催の「みんなの学校」が開催された。
午後から一時間半くらいづつ三コマの授業形式で展開されたのだが
われわれ小田原教育工場委員会もそのうち最後の三時間目を担当させて貰った。
内容は現文部科学省政務官でヤンキー先生でも有名な義家弘介衆議院議員に
教育の現状と今後の方向性についての講話をして頂いた。
参議院選挙の前ということもあってか、最初のうちはつい先日野党から出された訳のわからない
首相の問責決議案についてだったのだが、
そのうち教育の話になっていき、気付けばあっという間の一時間半だった。
英語教育、教科書、家庭環境、地域と学校、いじめなど…
今教育界で問題となっている事柄に対して
正面から向き合っている現職ゆえの説得力のある話だった。
特に土曜授業については国として非常に前向きに取り組んでいることが改めて確認できた。
先般の六月議会で土曜授業について質問した。
中教審の答申で、土曜授業の活用を促していく、との報告がなされ
その後の閣議で閣議決定がされたにも関わらず、
今ひとつ歯切れのいい答えはかえってこなかった。
一番問題なのは職員の服務規程という事のようだが、昨日の話を聞いていると
どうやらクリアすることは存外難しくないようである。
どちらかといえば教員の意識次第…。
ハードルはいろいろあるけれども早いところクリアしてあげて
子供たちのためにも、地域に開かれた学校にするためにも
土曜授業を復活させなければならない。
自分はもちろんだが、教育向上委員会をあげて様々な情報収集をし
復活の後押しをして行きたい。