行政視察2日目

前回の報告からかなり時間が空いてしまった。
行政視察2日目、長岡市から移動して上越市である。
学生の頃、バレーボールの北信越大会の時は主管じゃない限りは毎度乗り継ぎでお世話になった。
直江津の駅の周りは、あの頃とは全く違うものになっていた。
とはいえ、ホームにはあの頃の面影が残っていた。
待ち時間によく食べたもずくそばも健在であった。

駅から10分ほど車に乗って上越市役所に到着。
ここではブランド化についてのレクチャーをしていただく。
北陸新幹線の開通に合わせたものでもないようだけれども
かなり力をいれているようである。
統一したメイドイン上越のロゴマークなどはかなりよく練られていた。
上越は材料系の産業と、日本酒とか味噌などに代表される発酵食品が主な特産物であり
且つ海に面しているので海産物も豊富である。
そういったものを使った新しい商品も含め売り出そうとしているようである。
説明では関東方面ではなかなか評判がいいそうで
今後関西方面に販路を開拓して行く予定とのことであった。

来年の三月に北陸新幹線が開通。途中駅として近隣に新幹線の駅ができる予定。
始点と終点である東京と、金沢に消費者や観光客を
吸い上げられないようにして行く仕掛け作りが
まちとして今後重要になるだろう。

現状では直江津が北陸本線や、信越線の結節点であるため交通の要衝となっているけれども
新幹線でどう変わるのか…
既に今まで東京、金沢間を最速で結んでいた、ほくほく線の特急はくたかは
開通を持って廃止が決定しているようである。
長野もそうだったけれども新幹線の速さと引き換えにまちが失ってしまうものも少なからずあると思う。
物理で勉強したエネルギー一定の法則がこんなところにも当てはまってしまうのかなもしれない。

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