2022年10月4日の建設経済常任委員会で、江之浦漁港機能強化基本計画(案)を議論しました。3つある市営漁港の中で最も利用頻度が高い江之浦漁港ですが、施設の老朽化が著しく、巨大化する台風による高潮・高波の被害を防ぐためにも整備が急がれます。今年度中の策定を目指す基本計画(案)は、防波堤と護岸の嵩上げ、臨港道路の拡幅など漁港施設の安全性向上・機能強化が第一の目的です。それとともに漁港施設を活用した地域活性化も目指しています。漁港は観光客の車も多い国道135号沿いにあり、受け入れ態勢を整えればフィッシング、ダイビング、SUPなどマリンレジャーの利用が見込まれます。また将来的には、周辺の街並みも整備して地中海さながらの景観をつくるなど夢が広がります。10年、20年と時間が必要とはなりますが、関係者と合意形成を図りながら第一歩を踏み出したいと考えます。