小田原市公設水産・青果卸売市場の再整備について

 昨年6月、小田原市議会・建設経済常任委員会で、小田原市公設の水産地方卸売市場と青果地方卸売市場について議論しました。2つの卸売市場について、小田原市は令和3年度からの「事業経営戦略」の策定を進めています。卸売市場は、人口減少や流通構造の変化などもあり取扱量は青果卸売市場がピーク時の4割程度に落ち込むなど厳しい経営環境にあり、また老朽化が著しい施設の再整備も急がれます。生鮮食料品等を安定供給する重要拠点である卸売市場が、将来にわたり持続的にサービスを提供するためには市場の「稼ぐ力」が必要です。小田原の水産物の付加価値を高める設備の導入、観光スポットとしての活用など手段はあります。より有効な経営戦略となるよう積極的に提言して参ります。

コメントは利用できません。