「美食の街」と呼ばれるサン・セバスチャン(スペイン)という都市をご存じでしょうか。人口18万人あまりと小田原市よりもやや少ない規模ですが、ミシュランで星を獲得するレストランも多く世界中から観光客が訪れています。
小田原市は、新総合計画に「美食のまち小田原」を掲げました。目的は、豊かな「地域資源」を最大限活用し観光誘客等を図ることです。相模湾の魚介、地場産の青果や木材、それらを使った料理や器、伝統文化など、小田原は美食のまちになりうるポテンシャルは十分です。市では、民間から支援事業者を選定しコンセプトづくり、ブランディング、プロモーションを進める考えです。抽象的な「美食」というキーワードを、いかに小田原らしいゴールやそれまでの道筋として明確に描けるかが重要です。観光誘客からの相乗効果として地元商品の販路拡大、飲食事業者の起業など経済活性化にもつながるでしょう。大いに推進していきます。
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