猛暑が続いた夏もそろそろ終わりを迎えつつある。
ここの所ニ、三日涼しい日が続き夜もエアコンの力を借りずに就寝できるようになった。
しかし今年は暑かった。
仕事柄、普通よりは暑いとはいえ今年の暑さには参った。
早く涼しくなって頂きたいものである。
さてJT小田原事業場の跡地がイオンになることが発表された。
イオンにはイオンモールとイオンストアとイオンリテールの三つの子会社があり
イオンストアの運営に決まった。
ということは大型のショッピングモールではなく近隣重視型のものになると考えられる。
とは言えあのスペースである。一万㎡以下であればいいわけだから
いくつその大きさのものが建つか…。
当然小田原の地域経済に影響がない訳がない。
特に地場の量販店は影響が大きいだろう。
現状、地域経済のパイの数はほとんど決まっている訳だから取り合いになる。
近隣の商店街も死活問題になると思われる。
納税して頂く方々の活力がどんどん削がれていく。
並行してまちも色のないまちになっていってしまう。
これでは負のスパイラルに陥ってしまいかねない。
こんな状態で懸案の三大事業を推進して、果たしていいのだろうか?
どうも足元も見ずに、行政が前のめりになっていると思う。
人口を増やすこと。これがまちのエネルギー増加の源泉なのだが
そうして行くための特効薬はない。
減らさないようにするのが精一杯かもしれない。が、打てる手は打っておくと同時に、
減った状態を踏まえて事業展開を考えていくことが必要だろう。
今のままの事業では将来に展望が持てない。